ポートレート写真とは?意味から学ぶ自然なボケ感で撮影するコツ
こんにちは、Kas’s Blog管理人のKasです。
iPhone13が発表され、ますますスマホカメラの性能が向上しています。
iPhone X以降の機種では、【ポートレート】という撮影モードが追加されました。
しかし、ポートレートで撮影すると、被写体がなんか不自然に写ってしまったり、
「離れてください」と表示されたりと、中々使いこなせないという方も多いのではないでしょうか?
そもそも、【ポートレート】という意味が分からない!
という方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、撮影時のコツを紹介していくのですが、
まず、【ポートレート】の言葉の意味を説明した後にコツを説明しようと思います。
言葉を知った後の方が頭に入りやすいため、この順番とさせていただきます。
ポートレート=「肖像画・肖像写真」
ポートレート(Portrate)とは、直訳すると【肖像画・肖像写真】となり、
人物をメインの被写体として撮影した写真のことを指します。
今ではiPhoneに『ポートレートモード』が登場し、
人物に限定せず、“メインの被写体を際立たせる”ような目的で撮影された写真
のこともポートレート写真と呼びます。
ポートレート写真の撮り方
ポートレート写真には、
- 人物(メインの被写体)にピントが合っている。
- 人物以外の背景がボケている。
という特徴があります。
ポートレートモードで何も考えずにただ写真を撮ると、
選挙ポスターのような、のっぺりした写真になってしまいます。
メインの被写体(主題と言ったりします)を決め、
何か一つテーマを決めるとポートレート写真はキマります!
次章から、ポートレートを撮るときのコツを具体的に説明していきます。
撮影するときの3つのコツ
コツとしては、以下3つのことを意識すると、
ポートレート写真に伝えたいメッセージが乗りやすくなります。
- 背景をしっかり入れて、メインの被写体(主題)を際立たせる。
- 被写体に当たる光の位置を考える。
- 構図を決める。
背景をしっかり入れて、メインの被写体(主題)を際立たせる。
これが一番重要だと思います。
背景をちゃんと入れてあげることで、よりメインの被写体(主題)が明確になります。
そして、背景をボカしてあげることで、何を主題にしているかが伝わりやすくなります。
F値を小さくして撮影するのがおススメです!
カメラ位置を高くしすぎると頭でっかちな写真になってしまうので、
胸から腰位置にすると良いです。
【iPhoneでのF値設定】
iPhoneでもF値を変更できるようなので、小さく設定すると、より背景がボケます。
※F値が分からない方は、以下の記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
被写体に当たる光の位置を考える。
被写体に当たる光の位置を変えてあげると、一気に写真の雰囲気が変わります。
鮮やかな色合いを出したい場合 | 順光 |
柔らかな印象を出したい場合 | 反逆光 |
明暗をくっきりさせてシルエットにしたい場合 | 逆光 |
状況やテーマに合わせて使い分けてみましょう。
構図を決める。
3分割構図
日の丸構図
写真全体のバランスを整えるために、構図も意識すると良いでしょう。
写真を始めたばかりは、基本的に被写体をど真ん中に配置する【日の丸構図】を選択しがちですが、
【3分割構図】と呼ばれる構図を覚えておくと、いつもとは違う雰囲気の写真が撮影できます。
他にもたくさん構図があるのですが、
3分割構図は“構図の王道”と呼ばれているほど安定感とバランスに優れているので、
今回はこの一つだけでも覚えると、様々なシーンに対応できます。
ポートレートでの撮影が向いているシーン
ポートレート写真は、メインの被写体を決めて、何か人るテーマを決めると写真としてキマる!
とお伝えさせていただきました。
説明として抽象的なので、少しだけイメージ例を挙げさせていただきます。
レンズを変えてワンステップ先のステージへ
ポートレート写真を撮影するときは、広角レンズよりも望遠レンズの方が良いです。
広角レンズの方が、撮影時の像の歪みが大きい(魚眼レンズで撮影すると、顔とか背景が歪んで写りますよね)ことが理由です。
そのため、焦点距離がなるべく大きい望遠レンズを選ぶと良いです。
一般的に、焦点距離50mmが、人間の目で見た状態に一番近いと言われているので、
50mm以上のレンズが良いかなと思います。
何本かおススメのレンズのリンクを貼っておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事をまとめます。
- ポートレートとは、”メインの被写体を際立たせる”ような目的で撮影された写真のこと。
- メインの被写体(主題と言ったります)を決め、テーマを決めることが大切。
- ポートレート撮影するときのコツは3つ
- 背景をしっかり入れて、メインの被写体(主題)を際立たせる。
- 被写体に当たる光の位置を考える。
- 構図を決める。
- 焦点距離50mm以上のレンズがポートレートに最適
iPhone13が販売されましたね。
非常に買い替えるか悩んでいます。
カメラ性能が上がって、シネマティックモードなるものも登場しているとか。。。
カメラのレンタル同様、iPhoneもレンタルできればいいのになぁ・・・
と思う今日このごろです。
それでは、また。
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