映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」作品情報と感想

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」作品情報と感想

こんにちは、Kas’s Blog管理人のKasです。

先日、2021年9月3日公開の映画
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
を鑑賞してきました。

 

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品が大好きで、
2008年公開の『アイアンマン』から、すべてのMARVEL映画を鑑賞してきました。

そして、2019年に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降、
初めての新キャラである、【シャン・チー】

今回は、この映画の魅力をお届けするべく、
あらすじと見どころ、鑑賞後の感想を記事にしていこうと思います。

 

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あらすじ

 

公式サイトより引用

最初の舞台は、アメリカ・サンフランシスコ—

平凡に暮らしているホテルの駐車係 ショーンは、親友のケイティとともに穏やかな生活を送っていた。

しかし、腕にブレードを付けた男(レーザー・フィスト)を始めとする謎の組織に突如襲われる。

驚くケイティの前で、ショーンはこれまでずっと隠し続けてきた戦闘能力を発揮して撃退する。

 

ショーンの本当の名前は『シャン・チー』。

犯罪組組織【テン・リングス】のリーダーである実の父親  ウェンウーから、
その後継者となるために小さなころから殺人技術を叩きこまれてきた。

そんな父親の支配から逃げ出したシャン・チーだったが、息子を連れ戻そうとする父親の魔の手は6年前に置き去りにしてきた妹 シャーリンにまで及ぶ。

過去と向き合う決心をしたシャン・チーは、親友ケイティとともにシャーリンが経営するナイトクラブ  ゴールデンタガーへ。

そこでも父親の刺客たちに襲撃され、ついには父・ウェンウーに連れ戻されてしまう。

ウェンウーは、伝説の武器<テン・リングス>を使い、世界を脅かす恐るべき陰謀を企てていた。

 

果たして、シャン・チーは宿命の敵となった実の父親と戦うことができるのか?
そして、シャン・チーの持つ封印された”新の力”とは—?

シャン・チーの見どころ

①新ヒーロー

なんといっても、これまで活躍してきたアイアンマンを始めとするアベンジャーズが、宿敵サノスを撃退した後、初めての新ヒーローというとこが、本作の見どころです。

原作コミックでは1973年にデビューしており、多くのマーベルヒーローの中でも、武術を用いた戦闘スキルは最強のアクションヒーローです。

そして、父親が『犯罪組織のリーダー』という、異色の経歴を持っていることも、今までにない新しい要素の一つ。

本作のメイン舞台が中国ということもあり、同じアジアというだけで、これまで以上に親近感を覚える新ヒーローです。

②アイアンマンとの繋がり

実は、本作に登場する悪の組織<テン・リングス>は、『アイアンマン』にも登場しています。
(僕は全く覚えていませんでした笑)

トニー・スタークを拉致してアイアンマン誕生のきっかけを作ったのが、何を隠そう、このテン・リングスという組織なのです。
(この時点では、中東を拠点に活動するテロ組織として描かれていました。)

そんな、MCUシリーズの初期から暗躍していた組織の全貌が、本作で明らかになるというのも、かなり気になりますよね!

③個性豊かなキャスト

見どころ①でも言いましたが、主役を務めるシム・リウさんは中国系カナダ人ということもあり、日本人にもかなり親しみのあるヒーローが登場しました。

彼は、元々普通のサラリーマンだったようですが、リストラをきっかけにエキストラとして、映画俳優の道へと進みます。

調べると、フリー素材のモデルとしての活動もしていたようで、正直なところこれまで大きな活躍はしていなかっただけに、かなりの大抜擢。

それだけ彼がこの映画に無くてはならない魅力を持っていたということでしょう。

 

そして、今回の映画で外せないのは、親友ケイティ役のオークワフィナです。

彼女は、本作のキャストを決める段階で、真っ先に決まったみたいです。

映画の中でもとくにユニークかつコミカルなキャラクターで、新しいヒロインの形を示してくれました。

きっとこの映画を見れば、みんなケイティを好きになると思います。

④迫力のアクション

主人公シャン・チーは、神様でもないし緑色にもなりませんし空も飛びません。笑

戦闘はすべて素手で行う武術の達人です。(これも結構珍しいのではないでしょうか?)

素早い動きで敵を倒していくシーンは、まるでカンフー映画を見ているような気分になりました。

⑤地上最強の武器<テン・リングス>

本作に登場する最重要アイテムが<テン・リングス>です。

シャン・チーの父親ウェンウーが持つこの10個のリングは、装着するだけで無限のパワーと不老不死をもたらします。

ウェンウーは、このリングを使い、一人で軍隊に突っ込んであっさり勝利します笑

そんなテン・リングスですが、原作コミックではアイアンマンの宿敵マンダリンが持つ、異星人の技術で作られた指輪でした。

映画ではこの指輪が腕輪に変更され、より最強の武器として描かれています。

鑑賞後の感想【ネタバレあり】

本作は、MCUファンであれば必見です!

父ウェンウーからテン・リングスを受け取った後、ドクターストレンジに出てきたウォンから呼び出されたシャン・チーとケイティは、ブルースとマーベルとともに、このテン・リングスの謎を解明しようとします。

一体どこで生まれて、力の秘密は何なのか—-?

解析中に、リングからある信号が出ていることが分かります。

ブルースもマーベルも分からなかったみたいで、この信号についての説明ははぐらかしていましたが(笑)、今後のMCU作品を見ていく中で、間違いなく主軸となる伏線でしょう。

前作アベンジャーズシリーズでも、はじめは小さなガンマ線が出ているなぁくらいで、インフィニティストーンの存在は明らかになりませんでした。

今回のこの信号も、それと同様、シリーズ後半で謎が明らかになるのかなと思います。

そして、僕個人的には、このテン・リングスを破壊するという軸で、物語が進んでいくのかなと睨んでいます。

 

そんな今後の重要な伏線を貼っている本作ですが、普通にアクション映画として見ても楽しめます。

また、アベンジャーズシリーズをまだ見ていない方でも十分に楽しめるコンテンツになっていると思います。

ぜひ、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回の記事をまとめます。

  • アベンジャーズシリーズが一区切りした後、初めての新キャラヒーローがシャン・チー
  • 中国がメイン舞台ということもあり、今まで以上に親近感が沸くキャラである。
  • テン・リングスの謎が、今後のMCU作品でキーとなってくるはず。
  • アベンジャーズシリーズを見ていなくても、本作から参入が可能な映画となっている。

 

僕としては、とても面白かったので、非常におススメの映画です。

ぜひ、映画館で迫力あるアクションを体感してみてください!

 

それでは、また。

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